Exhibition
第三回詩畫展
2004年10月/高山村アトリエ
テーマ〈木、奥の細道〉
漂う木々の気配に身をゆだねたとき、すべてが解放され、神秘なる宇宙の起源へと誘われてゆく。
やがて幾筋の光、微かな風、木々の匂いがゆっくりと全身に降り注ぎ、一度も覚えのない、新たなる胎動を始めた。屋久島、高野を訪ね、古から繰り返し命を重ねてきた「木」をテーマに、自然と生命を表した。
第三回詩畫展は、この自然と生命を俳人・松尾芭蕉の世界に見い出すという二つの接点を試みた。